安全対策情報(2016年10月~12月)

1 社会・治安情勢
  当館管轄5州では,期間中,治安情勢に変化はありませんでしたが,以下のような大きな自然災害が発生しました。
(1)11月は極度の乾燥のため各地で森林火災が頻発した。テネシー州をはじめ管轄各州は異常乾燥に伴う焚き火等の禁止令及び森林火災に関する非常事態宣言を発令していたが,11月28日,テネシー州東部のグレートスモーキーマウンテン国立公園において人為的な原因による森林火災が発生し,観光地(ガトリンバーグ等)まで延焼して700軒の建築物が全半焼した。この火災により,宿泊客ら11名が死亡,80名余が負傷した他,住民ら約15,000名が避難を強いられた。なお,鎮火まで数日を要した。
(2)11月29日から30日朝にかけて,米国南部地域で竜巻が多数発生し,テネシー州内ではマクミーン郡では20数名が負傷し,ポーク郡では2名が死亡する被害があった。
 ※ 2017年1月21日~23日にかけて,米国南部地域で竜巻が多数発生し,ミシシッピ州ハッティズバーグ市を襲ったEF3級トルネードにより住民3名が死亡する等しました。これからトルネードが多発する季節となりますので,天気予報を定期的に確認するなどして自然災害の発生に備えてください。
 
2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
  管轄主要都市の犯罪種別ごとの発生状況は以下のとおりです(括弧内は前年同期)。
(1) テネシー州ナッシュビル(10~12月期)
   殺人:24件(25件・4.0%減少)
   強姦:125件(135件・7.4%減少)
   強盗:594件(522件・13.8%増加
   侵入盗(一般住宅対象):1,140件(1,426件・20.1%減少)
   自動車盗:619件(387件・59.9%増加
(2) ケンタッキー州レキシントン(10~12月期)
   殺人:7件(4件・75.0%増加
   強姦:55件(28件・96.0%増加
   強盗:154件(166件・7.2%減少)
   侵入盗:667件(627件・6.4%増加
   自動車盗:344件(246件・39.4%増加
(3)ルイジアナ州ニューオリンズ市(2016年7~9月期)
   殺人:60件(39件・53.9%増加
   強姦:118件(117件・0.9%増加
   強盗:351件(406件・13.5%減少)
   侵入盗:652件(780件・16.4%減少)
   自動車盗:618件(706件・12.5%減少)
※ 掲載した都市以外の犯罪統計が必要な方は当館までお尋ねください。
 
3 邦人被害事案
  期間中,邦人被害事案に関する報告はありませんでした。
 
4 テロ・爆弾事件発生状況
  近年,過激思想に基づくテロ事件が欧州をはじめ世界各所で発生し,平穏な生活を脅かしています。当地治安当局は,具体的な情報は無いとしながらも,度々,大型イベントに対するテロへの警戒を呼びかけています。万が一にもテロ事件の被害に遭わないよう,テロの標的になりやすい場所(空港・駅及びイベント会場等の人が多く集まる場所など)を訪れる際は,常に周囲の状況に気を配り,不審な状況を察知した場合は速やかにその場を離れるなどし,安全確保に努めてください。
 
5 誘拐・脅迫事件発生状況
  特異な事案に関する情報には接していません。
 
6 日本企業の安全に関わる諸問題
  特段,安全上問題となる情報には接しませんでした。