海外安全対策情報(2015年4月~6月)

1 社会・治安情勢
  管轄5州では特異事案の発生もなく,治安情勢に大きな変化はありません。
 
2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)ナッシュビル州都圏警察が発表した4月~6月期の犯罪統計によると,殺人や強盗,強姦など凶悪犯罪と住居侵入や窃盗など財産犯罪をあわせた主要犯罪認知件数は8,305件であり,昨年同時期と比較して2.3%増加しています。同期間中顕著な増加が見られるものとして,北地区における殺人が8件(昨年同期比66.7%増加),ミッドタウンヒル地区における強盗が39件(昨年同期比62.5%増加)発生しています。主な罪種別の内訳(昨年同時期認知件数・増減率)は以下のとおりです。
   殺人            17件(6件・83.3%増加)
   強姦           162件(171件・5.3%減少)
   強盗           422件(337件・25.2%増加)
   侵入盗(一般住宅対象)  1,162件(1,269件・8.4%減少)
   自動車盗         364件(267件・36.3%増加)
(2)ケンタッキー州レキシントン市警察が発表した4月~6月期の犯罪統計によると,殺人,強姦,強盗,侵入盗,自動車盗の主要犯罪5罪種の認知件数は993件であり,前年同期(1088件)と比較して8.7%減少しています。罪種別では強姦が昨年同時期と比較して10.8%増加しているものの,その他の犯罪はいずれも昨年同時期と比較して減少しています。罪種別の内訳(昨年同時期認知件数・増減率)は以下のとおりです。
   殺人             5件(10件・50%減少)
   強姦            41件(19件・3.6%減少)
   強盗           119件(130件・10%減少)
   侵入盗          549件(688件・0.4%減少)
   自動車盗         279件(207件・10.8%増加)
(3)ルイジアナ州ニューオリンズ警察が発表した2014年の犯罪統計によると,殺人や強盗,強姦など凶悪犯罪と住居侵入や窃盗など財産犯罪をあわせた犯罪の認知件数は20,152件であり,昨年同時期の認知件数17,490件と比較して15.2%増加しています。また,殺人や強盗などの凶悪犯罪は高い発生件数を維持しており,引き続き注意が必要です。主な罪種別の内訳(昨年同時期認知件数・増減率)は以下のとおりです。
   殺人           150件(156件・3.9%減少)
   強姦           244件(176件・38.6%増加)
   強盗         1,470件(1,138件・29.2%増加)
   侵入盗        3,458件(3,203件・8.0%増加)
   自動車盗       2,615件(2,143件・22.0%増加)
 
(4)邦人被害事案
   期間中,邦人被害事案に関する報告はありません。
 
3 テロ・爆弾事件発生状況
6月26日にフランス,チュニジア,クウェート,ソマリアで発生した一連のテロ事件を受けて,米連邦捜査局(FBI)並びに国土安全保障省(DHS)は,テロリストの活動が活発化していると評価しました。また,7月4日の独立記念日に向けてテロの脅威が高まっているとして国民に注意喚起を行うとともに各地での記念イベント会場等では警戒を強める旨発表しました。(なお,独立記念日当日,米国内でテロ事件の発生はありませんでした。)
 
4 誘拐・脅迫事件発生状況
(1)5月8日,テネシー州ウイリアムソン郡フランクリン市の住宅街において,79歳の男性が自宅前で遊んでいた9歳児を自動車で連れ去り誘拐した。その様子を目撃した隣人が警察に通報し,犯人は逮捕された。犯人と被害関係者に親族関係などは無かった。
(2)5月11日,同フランクリン市内南部の住宅街(Johnson Circle)において,57歳の男性が自宅前にいた11歳の子どもを自動車で誘拐した。子どもは自宅から約25マイル離れた場所で,犯人の隙を突いてリカーショップに逃げ込み,その後犯人は警察に逮捕された。犯人と被害関係者に親族関係などは無かった。
 
5 日本企業の安全に関わる諸問題
  関連情報には接していません。
以上