領事館案内

杵渕総領事挨拶

杵渕総領事

このたび約3年間にわたる当地での任務を終え、3月末にナッシュビルを離任することとなりました。
皆様方には、在任中、多大なるご支援、ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

この3年間、当館の所在地であるテネシー州だけでなく管轄する各州への訪問を重ね、各州知事をはじめ、政府関係者、経済界の方々、大学や軍の関係者など様々な方々との太いパイプを築きあげることができました。また、ナッシュビル桜祭りをはじめ各地の日本祭りや、姉妹都市、JETプログラムなどを通じ、日米間の人的交流を推進し、市民レベルでの日米の絆を深めることができたのも大きな成果と考えております。
また、在留邦人の皆様との関係においては、新たに当地に在住される邦人の皆様方とも交流の場を提供し、企業関係者の方々だけでなく永住者の方々とも親しくお話しする機会を増やしました。さらに、日本語
補習校の行事への参加を通じ、アメリカでたくましく成長していく子供たちの様子を頼もしく拝見しました。
皆様、日本を離れそれぞれのお立場でご苦労される面もありながら、各方面でご活躍されている様子に、
たいへん心を打たれました。
 
世の中が目まぐるしく変化していく中、真の友好関係を維持し強化していくためには、政治、経済、そして
それを支える人的な関係の「3つの柱」が不可欠です。
確かに、現在の米国南東部における日米関係は非常に良好です。しかし、長い歴史を振り返ってみれば、どんなに良好な関係も些細なことがきっかけとなって思わぬ事態に陥ることがあることが分かります。
ですから、現在の友好関係が当たり前のものと考えてはいけない、この関係を維持するための不断の
努力を積み重ねていくことが大切だということを、私たちは心に留めておかなくてはなりません。
このような考えを念頭に、私なりにナッシュビル在任の3年間、最大限の努力を重ねてまいりました。
振り返ってみれば、この5州における日米関係の強化に貢献できたことは私にとって大きな喜びであり、
今までこのような活動を応援し、支えてくださったみなさま方への気持ちで一杯です。 


離任にあたり、皆様の今後のご活躍の一助になればと、このたび私が在任中に様々な場所で行ったスピーチの主なものを取りまとめ、当館のホームページに掲載いたします。日米関係強化にかけた私の熱意を
感じ取っていただけましたら、たいへんありがたく存じます。何かの機会に、思い出して参考にしていただけましたら、これ以上の喜びはありません。

皆様のますますのご活躍、ご発展をお祈りしております。

 

2018年3月

 

在ナッシュビル日本国総領事

杵渕 正巳

 

Kinefuchi, Masami