領事館案内

小林総領事 着任挨拶

小林総領事

4月1日に在ナッシュビル日本国総領事を拝命し、5月20日に着任致しました。

1983年に外務省に入省し、米国は、在外語学研修の一年目に滞在した地で、その後、在外勤務はモンゴル(大使館)、シカゴ(総領事館)及びワシントンDC(大使館)を経験し、本省では、条約、政府開発援助(ODA)、気候変動、原子力平和利用、海上安全保障、官房(人事)等、様々な分野に携わって参りました。国際社会の平和と繁栄のため、日米関係がこれまでに増して重要な役割を担うべき時期に、在ナッシュビル総領事として日米関係を一層強化するためになすべきことを考えますと、大変光栄であると同時に、責務の重さを感じます。

当館が管轄する南東部5州(アーカンソー、ケンタッキー、ルイジアナ、ミシシッピ、及びテネシー。)には、約11,300人の日本人の方々がお住まいです。また、ここ数年、管内に新たに進出したり、既存の事業を拡充する日系企業が増加しており、約460社の日系企業が、雇用創出という形で米国経済に貢献されると共に、文化行事や姉妹都市交流等、グラスルーツレベルで日米関係の促進と地域社会の発展に貢献されています。南東部5州は、広大な面積を有すことを念頭に、邦人の皆様そして日系企業の皆様への支援を引き続き拡充させて参ります。遠隔地にお住まいの方々への領事出張サービスや皆様の安全対策のために必要な情報の迅速な発信を含む領事関連サービスの充実、ビジネスセミナーの開催やソーシャルメディアを通じた日系企業の皆様の活動の紹介等、ビジネス支援にも引き続き努力して参ります。

管内各地では,日米双方の市民の方々の協力の下、活発な文化・人物交流が行われています。文化行事としては、春にはテネシー州で「ナッシュビル桜祭り」やミシシッピ州で「北ミシシッピ桜祭り」が開催されます。秋にはテネシー州で「お月見祭り」や「メンフィス・ジャパン・フェスティバル」、ルイジアナ州で「ニューオリンズ・ジャパン・フェスト」も開催されます。日本祭りに加え、日米友好の象徴である桜の植樹も各地で進んでいます。また、15以上の姉妹都市関係を通じて、若者から成人まで様々な層の市民の皆様の相互交流も行われています。更に、近年は、管内から毎年50名程の米国の若者がJETプログラムの一員として日本に向けて旅立っています。これらの若者は、日本で様々な経験を積むと同時に日米の架け橋となり、米国に帰国した後も日米友好の輪の拡大に貢献してくれるなど、二国間の草の根交流は進展の一途にあります。

在ナッシュビル総領事館一同、2008年の開館以来、常に「親しみやすく」「頼りにされる」「前向きな」総領事館を目指して参りました。総領事として、文化事業を通じた日本紹介や日本・日系企業に関する様々な経路を通じた最新情報の発信等によって、米国南東部5州において日米関係を一層強化し、相互交流を更に推進していきたいと思います。ご意見やご要望、ご質問があれば、いつでもご連絡下さい

皆様のご理解とご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

 

2018年5月

 

在ナッシュビル日本国総領事

小林 弘之

 

Kobayashi, Hiroyuki