渡航情報(広域情報)の発出(航空機を利用して米国を旅行する場合の荷物の扱い) 

平成20年11月5日
11月5日、外務省は、下記のとおり渡航情報(広域情報)を発出し、各関係団体に通知するとともに、外務省海外安全ホームページに掲載しました。

広域 情報

(件名)

航空機を利用して米国を旅行する場合の荷物の扱い

(内容)

 米国内では2001年の同時多発テロ事件以降、各空港においてテロ防止の観点から、連邦運輸保安局( Transportation Security Administration :TSA)による厳格なセキュリティーチェックが行われており、特に、航空機に預け入れる荷物が施錠されている場合、セキュリティーチェックの際に錠が破壊される可能性があるので、貴重品は手荷物にして、預け入れ荷物は施錠しないよう求められています。

 このような状況の中、邦人旅行者の中には、施錠していないスーツケースなどに多額の現金や貴重品、土産品等を入れたまま航空機に預け入れた結果、これら現金や貴重品等が紛失するケースが発生しています。

 つきましては、航空機を利用して米国内を旅行する場合には、現金や貴重品等は、スーツケース等の航空機への預け入れ荷物には入れず、必ず手荷物として携行するよう十分注意してください。

 詳細については TSA ウェブ・サイト「 http://www.tsa.gov/ 」もご参照ください。なお、預け入れ荷物から物品が紛失した場合には下記のTSAホームページから苦情届出フォーム ( Claim Form ) を入手し、苦情届出(英語による)を行うことができます。

https://www.tsa.gov/travel/passenger-support/claims


(問い合わせ先)

 〇外務省海外安全相談センター

  電話:(代表)( 03 ) 3580-3311 (内線) 2902

 〇外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp

http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)