安全対策情報(2023年7月~9月)
令和5年10月31日
1 社会・治安情勢
(1)振り込め詐欺に関する注意喚起
今般、複数の当地日系企業から振り込め詐欺と思われる架電を受けたとの情報提供がありました。
過去にも、当地に拠点を置く日系企業に対して、日本本社の社長を名乗る人物から財務担当者等を指名して架電があり、企業買収や投資案件等の機密性の高い事案である旨を告げられ、至急送金するよう指示されるという手口の詐欺事件等が発生しており、今回も同様の手口と思料されます。
また、多くのケースでは、電話主は流暢な日本語を話し、発信元の電話番号は本社の代表電話番号が偽装表示されていたとのことです。
この手口は、北米だけでなく東南アジアや欧州各地でも報告されており、今後も引き続き同様の手口で犯行が繰り返される恐れがあります。
企業関係者の方々におかれましては、このような不審な電話に対しては、電話主の指示に従ってすぐに情報を伝えたりすることなく、一旦電話を切って幹部や本社に報告し指示を仰ぐなど、慎重な対応に努め、被害に遭わないよう十分御注意ください。
(2)自然災害
10月24日朝、ルイジアナ州ニューオーリンズ近郊を通る州間高速道路55号において、州南部の湿地帯での火災による煙と未明の濃霧の発生で生じた「スーパーフォグ(超濃霧)」が原因で158台の車両を巻き込む多重衝突事案が発生し、少なくとも8人が死亡し、25人が負傷しました。
テレビ、ラジオのニュース、インターネット及び各州の緊急事態庁などのウェブサイト等から常に最新の気象情報の入手し、十分な注意を払ってください。
《参考ウェブサイト》
世界気象機関:( http://severe.worldweather.wmo.int/ )
ウェザー・チャンネル:( http://www.weather.com/ )
米国ナショナル・ハリケーン・センター:( http://www.nhc.noaa.gov/ )
2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
管轄主要都市の犯罪種別ごとの発生状況は以下のとおりです(括弧内は前年同期)。
(1)テネシー州ナッシュビル市(7~9月期)
(出典:Metropolitan Police Department of Nashville and Davidson Country)
殺人 :25件(31件)
強制性交等:139件(128件)
強盗 :309件(386件)
窃盗 :6,143件(5,521件)
自動車盗 :1,651件(877件)
※ 特に韓国のHyundai社及びKia社製の自動車の盗難件数が急増しています。
(2)ケンタッキー州レキシントン市(7~9月期)
(出典:Lexington-Fayette Urban County Government)
殺人 :12件(13件)
強制性交等:33件(52件)
強盗 :83件(61件)
窃盗 :1,908件(1,912件)
自動車盗 :363件(364件)
3 邦人被害事案
観光中の旅行者の鞄(旅券など在中)の置引き被害が発生しました。
犯罪被害に遭わないように、鞄はいつも手から離さず、やむを得ず手を離しても体に触れるように置くなど、警戒心を保持するように心がけてください。
4 テロ・爆弾事件発生状況
管轄内ではテロ事案等の発生はありませんでした。
しかしながら、近年、世界各地で過激思想に基づくテロ事件が発生し、平穏な生活を脅かしています。テロ事件の被害に遭わないよう、テロの標的になりやすい場所(空港、駅及び集会・イベント会場等、人が多く集まる場所など)を訪れる際は、周囲の状況に気を配り、不審な状況を察知した場合は、速やかにその場を離れるなどして安全確保に努めてください。
(1)振り込め詐欺に関する注意喚起
今般、複数の当地日系企業から振り込め詐欺と思われる架電を受けたとの情報提供がありました。
過去にも、当地に拠点を置く日系企業に対して、日本本社の社長を名乗る人物から財務担当者等を指名して架電があり、企業買収や投資案件等の機密性の高い事案である旨を告げられ、至急送金するよう指示されるという手口の詐欺事件等が発生しており、今回も同様の手口と思料されます。
また、多くのケースでは、電話主は流暢な日本語を話し、発信元の電話番号は本社の代表電話番号が偽装表示されていたとのことです。
この手口は、北米だけでなく東南アジアや欧州各地でも報告されており、今後も引き続き同様の手口で犯行が繰り返される恐れがあります。
企業関係者の方々におかれましては、このような不審な電話に対しては、電話主の指示に従ってすぐに情報を伝えたりすることなく、一旦電話を切って幹部や本社に報告し指示を仰ぐなど、慎重な対応に努め、被害に遭わないよう十分御注意ください。
(2)自然災害
10月24日朝、ルイジアナ州ニューオーリンズ近郊を通る州間高速道路55号において、州南部の湿地帯での火災による煙と未明の濃霧の発生で生じた「スーパーフォグ(超濃霧)」が原因で158台の車両を巻き込む多重衝突事案が発生し、少なくとも8人が死亡し、25人が負傷しました。
テレビ、ラジオのニュース、インターネット及び各州の緊急事態庁などのウェブサイト等から常に最新の気象情報の入手し、十分な注意を払ってください。
《参考ウェブサイト》
世界気象機関:( http://severe.worldweather.wmo.int/ )
ウェザー・チャンネル:( http://www.weather.com/ )
米国ナショナル・ハリケーン・センター:( http://www.nhc.noaa.gov/ )
2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
管轄主要都市の犯罪種別ごとの発生状況は以下のとおりです(括弧内は前年同期)。
(1)テネシー州ナッシュビル市(7~9月期)
(出典:Metropolitan Police Department of Nashville and Davidson Country)
殺人 :25件(31件)
強制性交等:139件(128件)
強盗 :309件(386件)
窃盗 :6,143件(5,521件)
自動車盗 :1,651件(877件)
※ 特に韓国のHyundai社及びKia社製の自動車の盗難件数が急増しています。
(2)ケンタッキー州レキシントン市(7~9月期)
(出典:Lexington-Fayette Urban County Government)
殺人 :12件(13件)
強制性交等:33件(52件)
強盗 :83件(61件)
窃盗 :1,908件(1,912件)
自動車盗 :363件(364件)
3 邦人被害事案
観光中の旅行者の鞄(旅券など在中)の置引き被害が発生しました。
犯罪被害に遭わないように、鞄はいつも手から離さず、やむを得ず手を離しても体に触れるように置くなど、警戒心を保持するように心がけてください。
4 テロ・爆弾事件発生状況
管轄内ではテロ事案等の発生はありませんでした。
しかしながら、近年、世界各地で過激思想に基づくテロ事件が発生し、平穏な生活を脅かしています。テロ事件の被害に遭わないよう、テロの標的になりやすい場所(空港、駅及び集会・イベント会場等、人が多く集まる場所など)を訪れる際は、周囲の状況に気を配り、不審な状況を察知した場合は、速やかにその場を離れるなどして安全確保に努めてください。