在外公館で旅券および証明を申請する際の戸籍謄(抄)本の提出について

令和7年3月12日
令和7年3月24日(月)午前0時(当地時間)から、これまで紙の戸籍謄本の提出を必要としていた旅券(新規発給、記載事項に変更がある場合等)や証明(出生証明、婚姻証明等)の申請において、従来の紙の戸籍謄本に代わり、マイナポータル上や日本の市町村窓口で取得した「戸籍電子証明書提供用識別符号」を利用いただくことが可能となります。
 
※「戸籍電子証明書提供用識別符号」は、行政機関が戸籍電子証明書の内容を確認するためのパスワード(16桁の数字、有効期間3ヶ月)です。
※従来どおり、紙の戸籍謄本(有効期間6ヶ月)での提出も可能です。

 
1 令和7年3月24日(月)午前0時(当地時間)から、外務省と法務省間で戸籍情報のシステム連携が開始されます。
 
2 現在、当館では、旅券(新規発給、記載事項に変更がある場合等)および証明(出生証明、婚姻証明等)を申請する際には戸籍謄本(証明については戸籍抄本を含む)の提出を求めていますが、上記1により、戸籍謄本に代わり、申請者が「戸籍電子証明書提供用識別符号」(以下「符号」)を在外公館窓口に提示することにより、在外公館側で戸籍電子証明書(電子的に戸籍情報を証明したもの)を確認することが可能となるため、「符号」を提示して申請される方は、紙の戸籍謄(抄)本の提出が不要になります。
 
※「符号」は、行政機関が戸籍電子証明書の内容を確認するためのパスワード(16桁の数字、有効期間3か月)です。市町村窓口(有料)、または、マイナンバーカードをお持ちの方はマイナポータル上(無料)で取得できます。「符号」取得に関する詳細は、市町村HP等で御確認ください。
※マイナポータル上での「符号」取得方法は、3月24日に以下サイトに公開される予定です。https://img.myna.go.jp/manual/03-10/0236.html
 
3 「オンライン在留届(ORRネット)」から旅券および証明のオンライン申請をする場合は、あらかじめ取得した「符号」を申請画面で入力することにより、戸籍電子証明書をオンラインで提出できます。また、「符号」なしでオンライン申請後、窓口で別途「符号」を提示することも可能です。
 
4 窓口で提示された「符号」により、在外公館側で「戸籍電子証明書」を確認するためには30分程度の時間がかかります。申請の際は、時間に余裕を持って御来館ください。来館予約後、担当者宛にあらかじめメールにて「符号」を連絡いただくことを推奨いたします。
 
(参考)
●旅券のオンライン申請
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/page22_004039.html
●証明のオンライン申請
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page23_004157.html
(了)