渡邉総領事のUBE新工場起工式出席

2月13日、渡邉総領事はルイジアナ州ジェファソン郡ワガマンで開催されたUBE新工場の起工式に出席し、企業幹部や同地の経済関係者等と共に鍬入れをしました。式典で、総領事よりは、新工場は米国内でのサプライチェーンや経済安全保障の観点から極めて重要な意義を有するとの認識を述べた他、本プロジェクトを通じて日本とルイジアナ州の経済関係が更に強化されることへの期待を述べました。また、UBEの創業地である山口県出身の林官房長官による祝辞が放映され、本年2月のワシントンDC訪問の際に石破総理が日本の対米投資を増大させる意思をトランプ大統領に伝えたことに触れつつ、本プロジェクトが対米投資のとても良い具体例であるとし、本プロジェクトが日米経済関係深化につながることを期待するとのメッセージがありました。

昨年2月、UBE株式会社は、米国事業法人のUBE C1 ケミカルズ・アメリカを通じて520億ドルを投じ、新工場の建設を発表しました。同工場の稼働は、明2026年11月を予定しています。新工場ではリチウム電池や半導体製造に使われる重要な材料が米国で初めて生産される予定です。