
JETプログラムとは
JETプログラムは、Japan Exchange and Teaching Programmeの略称で、外務省、文部科学省、総務省が地方自治体と協力して、米国をはじめとする外国の若者を日本に招待し、日本全国の小中学校や高校で外国語やスポーツなどを教えたり、地方自治体で国際交流のために働いたりする機会を提供する事業です。
JETプログラムに参加する青年は、日本全国各地の学校や行政組織のなかで地域や住民に密着した活動を行うことを通じ、日本の社会や文化を経験し、帰国後、知日家、親日家として様々な分野で活躍し、日本と外国との間の貴重な架け橋となっています。
総領事館では、新規参加者の募集・選考事務を行うとともに、帰国したJETプログラムの参加者と日本との密接な関係を維持するために「同窓会組織(JETAA)」の支援活動を行っています。
JET青年の職種と職務
- 外国語指導助手(ALT): 小中学校、高等学校、教育委員会などで語学指導(日本人教師の外国語授業の補助)などを担います。
- 国際交流員(CIR): 地方公共団体の国際交流を担当している部局に所属し、国際交流活動(外国からの訪問客の接遇、外国語刊行物の翻訳、イベント等の際の通訳、国際交流事業の企画・立案および実施にあたっての協力・助言など)を担います。
- スポーツ国際交流員(SEA): 地方公共団体の国際交流を担当している部局に所属し、スポーツを通じた国際交流活動(スポーツ指導への協力等)を担います。
対象者
日本について関心があり、訪日後も進んで日本に対する理解を深めようとする意欲がある米国人で、以下の要件を満たしている必要があります。応募時に米国籍を有すること。日本国も同時に有する二重国籍者は日本国籍を離脱すること。原則として40歳未満であること。過去10年間JETプログラムに参加していないこと。応募時までに、過去8年間に合計して3年以上にわたり日本に居住していないこと。大学の学士号以上の取得者であること。