
2009年9月15日
- 最近、米国において飲酒・酒気帯び運転により検挙される日本人のケースが多くなっています。飲酒・酒気帯び運転 ( DUI: Driving under the influence of alcohol, DWI: Driving while intoxicated )は、米国においても厳しい処罰規定により、処理されます。
- 飲酒・酒気帯び運転の容疑で取り締まりを受けると、通常、身柄を拘束されて一定の期間、警察署またはシェリフ事務所等の留置場あるいは拘置所に留置されることとなります。その後、保釈金を支払って仮釈放となっても審判の日を指定されて、起訴されます。審判の指定日には、 DUI 簡易裁判所等に出頭して審判を仰ぎ罰金刑を受けることとなります。また、運転免許証の取り消しあるいは停止等の行政処分を受けることもあります。これらの罰則規定は各州によって異なり、諸々の規定が設けられています。
- 飲酒・酒気帯び運転は、運転手の運転操作に影響を与え、悲惨な交通事故の原因の一つとなっています。従って、警察等の治安機関も取り締まりを強化して、交通事故防止活動に取り組んでいます。
- また、米国においては、公衆における酩酊罪( Publick Intoxication ) なる罪が規定され、路上や街頭において、酩酊して騒いだり、泥酔状態となっているだけで検挙され、罰金刑を受けることがあり、この様な行為についても慎む必要があります。
- 季節は、秋から冬の年末に向かい、飲酒の機会が増えます。在留邦人の皆様にあっては、普段から安全運転に心がけておられることと思いますが、今後も、飲んだら乗らないと言う心がけを持って安全運転に努められるように注意を喚起いたします。