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ハリケーンとは

 

ハリケーンは、東太平洋及び大西洋に発生する最大風速が32.7メートル/秒以上の熱帯低気圧のことです。ハリケーンの中では風は反時計回りに吹き、中心にある目と呼ばれる部分に向かって渦を巻いています。ハリケーンの目では、風は至って穏やかです。ハリケーンの目から螺旋状に形作られる大変強力な暴風雨の影響は、数百キロメートルにも及び、移動する際、豪雨や時折竜巻を発生させることがあります。なお、日本では最大風速が17.2メートル/秒以上の同じ性質の熱帯低気圧を台風と呼んでいます。

ハリケーン・シーズン中、熱帯低気圧は主にメキシコ湾、カリブ海、大西洋西部で発生しやすくなりますが、ハリケーンまで発達することはほとんどありません。ハリケーンまで発達するものは主にアフリカ大陸北西部の大西洋沖で発生した熱帯低気圧で、勢力を拡大しつつ西進しカリブ海付近でトロピカル・ストーム( Tropical Storm )又はHurricane まで発達し、フロリダ半島に接近します。アフリカ大陸北西部沖で発生したハリケーンの卵の進路は大きく2つに分けられます。1番目はカリブ海付近で北上しバハマ諸島をかすめ、北米大陸を避けるように右向きにカーブするものです。この場合、北大西洋のつめたい海水によりハリケーンの勢力は急激に衰えます。2番目は、カリブ諸国上を通過し、メキシコ湾に向かうものです。この場合、カリブ海とメキシコ湾の暖かい海水によりハリケーンの勢力は増すので非常に危険です。

熱帯低気圧は、最大風速に基づき、次の通り分類されています。

最大風速(秒速)
国際分類
日本の分類
17.1メートルまで
トロピカル・デプレション
熱帯低気圧
17.2メートル以上
トロピカル・ストーム
台風
24.5メートル以上
激しいトロピカル・ストーム
32.7メートル以上
ハリケーン

 

詳細はこちら(英文表記)

 

暴風

ハリケーンの暴風は、時には多くの建造物に対し、広範囲に、凄まじい被害をもたらします。また、木々をなぎ倒し、なぎ倒された木々は住宅へと倒れ込んだり、電気の供給を遮断したりします。暴風から身を守るためには、頑丈に建てられた住宅やビルの 1 階部分の中心に当たる部屋へ移動することです。

詳細はこちら(英文表記)

 

降雨

トロピカル・ストームやハリケーンが上陸する際、降雨量が多いと、洪水がおきることがあり、また、内陸部でも鉄砲水や河川の氾濫が発生するおそれがあります。

詳細はこちら(英文表記)

 

竜巻

トロピカル・ストームやハリケーンが移動する際、時折破壊的な竜巻が発生します。

詳細はこちら(英文表記)

 

嵐による高潮

ハリケーンの到来にともない高潮( storm surge )が発生し、当地をとりまく湖や運河の水位が高くなると堤防の決壊などにより洪水が発生する可能性があります。激しい洪水に見舞われると多くの人命を奪われることになります。洪水の被害は、特に、湖や運河に近い地域に甚大な被害をもたらします。船舶は係留を解かれ、電柱、損壊した建物の一部、瓦礫などが高潮の潮流上でぶつかり合い、しばしば暴風に耐えた建物をも破壊してしまいます。

詳細はこちら(英文表記)

 

ハリケーン・シーズン

6 月1 日から11 月30 日までの間で、当地では特に7月末から10月上旬頃がハイ・シーズンとなります。

サフィール-シンプソン・ハリケーン・スケール

ハリケーンは、1分間の最大風速をもとにシンプソン・スケールによって 5 つのカテゴリーに分類されています。

カテゴリー1= 74~ 95マイル / 時(32.9~42.2 / 秒)

カテゴリー2= 96~110マイル / 時(42.7~48.9 / 秒)

カテゴリー3=111~130マイル / 時(49.3~57.8 / 秒)

カテゴリー4=131~155マイル / 時(58.2~68.9 / 秒)

カテゴリー5=156マイル / 時以上  (69.3 / 秒以上)

詳細はこちら(英文表記)

在マイアミ総領事館のハリケーン情報についてはこちらをご参照ください。