
暴風雨が来る前にすべき事
避難ルートを決める。郡役所、緊急対策本部、または郡保安官事務所へ情報の確認をする。
- 避難用具一式をいつでも持ち出せるように準備する。
懐中電灯と予備の乾電池、応急処置用医薬品と説明書、電池式ラジオと予備の乾電池、避難用具としては、非常食と飲み水、手動式缶切り、必要な医薬品、現金、クレジットカード、頑丈な靴などが考えられます。 - ペットをどうするか決める。
- 暴風雨通過後にどのように対応するかを家族全員に徹底する。
- どのような事態で911電話(警察と消防署)をすべきかを子供に教える。
- 窓を雨戸又は3/4インチ幅のベニヤ板で覆う。
- 家の周りの木の腐っている部分や弱っている枝を切り落とす。
- ハリケーンやトロピカル・ストームの注意報(Watch) と警報(Warning) の違いを熟知する。FEMAによると、注意報はハリケーンやトロピカルストームの影響が24時間から36時間以内に有ると予想される場合に出される。警報はハリケーンまたはトロピカルストームによる強風、危険な高波が24時間以内に有ると予想される場合に出される。
注意報が出された場合
- ラジオまたはテレビで暴風雨の進行情報を確認する。
- 非常用品を確認する。
- 冷凍庫に出来るだけの氷を作る。冷蔵庫の室温を最低に設定し、停電後は出来るだけ開けないようにする。
- 電気制ドリル、工具、携帯電話、電池などの電化製品を充電する。
- プールに縁から30センチほど下まで水を張り、塩素を追加する。ポンプ用の電源を切り、 カバーを掛ける。
- 車のガソリンを満タンにする。
- 庭にある備品(テーブルセット等)を室内に移動する。大きくて重い物はクサリなどで固定する。
- 窓を閉めて雨戸やベニヤ板で遮蔽する。戸外にあるアンテナを室内に移動する。
- 飲料水をボトル、大型の容器、清掃済みの風呂などにためる。
- 避難ルートを再確認する。
- ボートを安全な場所に移動するか、陸地に固定する。
暴風雨通過中
- ラジオやテレビで政府当局の指示を頻繁に確認する。
- トレーラーにいる場合、地面との固定を確認し、ただちに避難する。
- 重要書類を防水容器に入れ、家中の一番高い所に置く。
- エレベーターは使用しない。
もし家にいる場合、
- 屋外へは出ず、家の中の窓やガラスのドアから離れたところに待機する。
- 懐中電灯と予備の乾電池を身の回りに置く。 ろうそくなど火がつくものは使用しない。
- 停電になった場合、電気が再開した際の電流増加を防ぐために大きな電化製品の電源コードを抜く。
避難しなければならない場合
- 出来るだけ早く避難する。浸水した道路や橋は避ける。
- FEMAのトレーラーやモービル・ホームで避難しない。
- 電化製品の電源コードを抜き、水の元栓を閉める。
- 冷蔵庫と冷凍庫を空にする。腐る食材は持ち出す。
- 5日間分の充分な衣類を用意し、携行する。
- 暴風雨の域外に住む親族や知人にどこに避難するか伝えておく。
- 万が一、緊急部隊が不在時家の中に入らなければならない場合に備えて、 避難する旨と連絡先を書いたメモを冷蔵庫のドアなどに貼っておく。
- 時間が有る場合は、家具を浸水から防ぐために移動する。
- 非常用持ち出し品と暖かい保護用衣類を持つ。
- 家の戸締まりを確認してから避難する。
暴風雨の通過後は、暴風雨の通過中と同程度又はそれ以上の危険性があるので、雨風が止んだといって気を緩めずに、引き続き用心を怠らないようにする。
ハリケーンの通過後は、政府当局が安全を確認し帰宅許可を正式に発表するまでは避難先から動かない。 ハリケーン通過後でも、電気、水やその他の公共のサービスが止まったままである可能性もあるので注意を要する。 テレビやラジオを通じて緊急医療サービス、食料等の援助に関する情報を得る。
- 道路が寸断されている可能性が有る場合は車で移動することを避ける。車で移動すると緊急救助隊の活動の妨げになることもあり得る。
- 蛇、虫、動物は洪水や浸水から身を守るため通常よりも高い位置の場所に移動・避難するので、気を付ける。
- 木々の弱った枝に気を付ける。
- ペットを危険から守る。
- 緊急救助隊が通れるように、家の前の通りに落ちた障害物を取り除く。近所の人たちにも協力してもらう。
- ローソクやマッチなど火が付くものは家の中で使用しない。